日本の賃金体系

2011.12.31

日本の賃金体系は本人給、職能あるいは職務給、業績給などさまざまな構成要素から成り立っており、それらの構成要素はその定義も内容も大きく違うハズなのだが、賃金串の決定の実態はその運用によって全体的に本人給の決定要因に大きく連動した基本的には年功型の配分になっていることが多いと思われる。このような年功型の賃金はどのように形成され、日本の企業にひろく定着したのだろうか。年功賃金の起源についてはさまざまな説がある事を前に紹介した。

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第二次大戦前にも学歴や勤続年数によって整然と決まる賃金も存在したが、それは一部の大企業の職員層や現場労働者のごく一部に限られており、一般的な姿ではなかった。年功型の賃金が日本の多くの企業、そして現場労働者を含む多様な労働力階層にひろく普及したのは第二次大戦後のことである。