「社風」というものの評価は難しい

2012.01.08

住宅や年金は意外に大きな差になることがあるが、若い頃から年金を気にして会社を選んでいるようでは、先が知れている。気にするな、と言いたいところだが、ポイントとしては挙げておこう。保養施設とか、スポーツクラブとか、このような社員を囲い込むための、家畜の運動施設のようなものについては、私は興味を持ってこなかったので、悪しからず。残業時間や離職率とその理由について、答えられない人事部員はいないはずだ。人材価値を作るにあたっては、忙しい会社の方がいい会社だろうが、程度の問題はある。

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離職については、他のいい会社に移ったというような、ポジティブな転職者がほとんどいないというような会社は、魅力がない。率よりも理由が大切だ。人事部員が、どれくらい正直かつ誠実に答えるかどうかもチェックしよう。人事部員があまりに当たり障りのないことしか言わない会社は、たぶん社員の能力が高くないし、会社として「楽しくない」場合が多いはずだ。そもそも、この程度の話題で、隠し事かあるような会社は、勤めるに値しない。会社の個性、いわゆる「社風」というものの評価は難しい。なにより、人によって感じ方が違う。仲間内では「ウチは野武士的だ」などと言い合っているような会社の社員がすっかり飼い慣らされた「リーマン」でガッカリすることもあり、噂は気にしない方がいい。会社の雰囲気に影響を与える要素で、チェックする価値があるのは、会社の株主と歴代社長の経歴だ。どこの誰が株式を持っていて、どのような支配構造になっているか、ということは、意外に大きな影響力を持っている。オーナー一族が株式を支配しているような会社の場合、オーナーの会社への関わり方が、社風に影響を与えることが多い。